できれば まいにち まえのめり

人生100年時代を折り返した人が通りすぎながら語ります。

主婦が40歳半ばで初めてまともに「会社員」を始めたことについて③

こんばんはrionです。連載3回目です。ちょっとプレッシャーになってきました(笑)

誰に何を言われているわけでもないのに・・。

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さて、安定した仕事を求めて活動してみたら、早々に己を知ることとなり、落ち込んだわけですが、そもそもあまり長い間落ち込んでいられる性格ではないので、そこそこ早く浮上しました。

 

まず、やはり、このまま終わるのは嫌だ。

 

飲食店のホールという仕事自体は大好きではあるけれど、すでに問題は「人生の選択肢が大して残されていない自分であるかどうか」まで、膨らんでいました。

 

まだ何か、別のこともできる人だと思いたい。

自分に希望も持ちたい。

 

でも、今までのように、募集に対して応募して面接して・・という正攻法では雇ってもらえないことはよーっくわかりました。

じゃあどうするか?

考えた作戦は、「なら募集じゃないところで引っかかろう」でした。

 

ここでもやっぱり世間知らずの甘ちゃんなのですが、

「スキルはなくとも働きっぷりと人となりを分かってもらえれば、どこかに拾ってもらえるんじゃないか」と思ったのです。

 

この時から今、6年は経過していますが、6年前の自分の甘さにビックリです。

そんな都合が良くいくと、よく思えるな?と。

 

求人情報の見方がちょっと違う

 

会社という場所で働くうえで、一番重要そうな「能力」の部分は脇におき、パーソナリティだけでどこかに潜り込もう(・・言い方)と決めた私は、また求人情報誌を読み始めました。

 

・事務系(だってやっぱり座りたいから)

・あまり仕事の小難しさが全面に出ていない(だってできないし)

・小規模(なんとなく入りやすそう)

・社員登用制ありを掲げている(気に入ってもらって居座りたい)

 

これに、無理なく通えるとか時給がなんちゃらとか、普通の条件を付けたし、

探し始めました。

 

そして出会った会社がひとつ。

 

・事務系(「でも座りっぱなしじゃないから飽きないよ!」)

・社員数が少ない(「みんな仲良い会社です!」←そんな信用はしなかったけど)

・勤務期間4か月(「継続があるかは未定です!」)

・家から電車で1本

 

会社の規模も雰囲気も、自分がだったらいいなと思っていたものな挙句、

この「継続は未定です!」の一文が突き刺さりました。

 

「継続は未定です!」

 

と、いうことは、「継続」の可能性も大いにあるということじゃありませんか!?

4か月一生懸命働けば、「継続は決定です!」に変わるんじゃないか?

あるあるあるあるある!

 

よく考えたら基本ネガティブなメッセージに取る人が多そうな文章なのに(多分載せた会社側も「短期パートよ、継続があると思うなよ」の意味合いが強かったと思われる)、なぜか思い切りポジティブに受け止めました。

 

そしてその勢いのまま、サクサク電話して、面接の日程がきまりました。

その会社は、日本全国誰もが知っているオサレすぎる街にありました。

なんで6月からマネキンが毛皮着てるのさ!みたいな。

 

つづく!(いつまで!)